写真→シンプソンさんと愛犬キャスパー。
中央下部GSDの広告→GSDCSAの広告
訳:「子犬の購入に注意 白い犬は遺伝的欠陥だということに注意し、子犬が健全な性格で、攻撃的な親犬から生まれていないことを確かめるように。」
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記事訳:
ホワイトシェパードクラブオブオーストラリア(注)は独立犬種としての認定を求めて戦っています。
「WSは希少ではなく、国内にたくさんいます。WSは昔から存在していて、愛らしい性質の美しい犬です。」南オーストラリア支部メンバーのスー・シンプソンは言います。
彼女は先月南オーストラリアGSDクラブ(GSDCSA)がアドバタイザー紙に載せた警告(画像下部参照)に異論を唱えています。
GSDクラブは、広告されているWSを買わないよう忠告しました。
「私達はWSが希少ではなく、犬種として認められるように、そしてWSの飼育を推奨するようにしたい。」とシンプソンさん。
WS協会会長のブルック・テイラーは、白い毛色は劣性因子の結果だと言います。「WSは家庭犬にとても向いていて、私達はWSを向上させ、WSに独立犬種として走って欲しい。一般の人々にWSを飼うのをためらって欲しくなく、協会に登録されたブリーダーから購入するよう薦める。」
オーストラリアでは約500頭のWSが登録されています。
GSDCSA幹事ジャン・ストラッチャンはGSDの犬種標準では白いジャーマンシェパードは認められないと言います。「WSはGSDとしては認められていないので、私達は人々にWSの広告に注意するよう警告しています。しかし、当クラブはWSがGSDとは関連ない別犬種として認められることは構いません。」
RSPCA(Royal Society for the Prevention of
Cruelty to Animals 王立動物虐待防止協会)はWS協会を支持しています。広報ベリンダ・バンデンバーグは「彼らが独立した犬種としての確立を求めることは問題ない」と言っています。
オーストラリア初のWSドッグショーはメルボルンで10月26日に開催されます。
詳しくはオーストラリアWSクラブ 【TEL】03-9502-7461へ
注::新聞ではWSクラブオーストラリア・WS協会・オーストラリアWSクラブと様々な呼称になっていますが、実際はどれも「ホワイト・シェパード・アソシエーション・オブ・オーストラリア(WSAA)」(当HPではオーストラリアWS協会としています)を指しているようです。
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